2年半使ってわかったKindle Paperwhiteのメリット・デメリットまとめ


こんな方に向けて、Kindleを2年半使った僕がKindleのメリット・デメリットをまとめました。
率直な感想を言うと、軽くて便利ではあるのですが、紙の本と勝手が違うので少なからず不便なところもあります。
そんなKindleのメリット・デメリットをわかりやすくまとめているので、買う前の参考にしていただければと思います。
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Kindleの5つのメリット
実際に使ってわかったKindleのメリットは以下の5つです。
- 軽くてかさばらない
- セールで本が安く買える
- Kindle Unlimitedを使うと定額で本が読み放題になる
- スマホやタブレットと比べて、感触が紙と近い
- 本にハイライトを引いて、後で見返せる
上から順番に「これは大きいなー」と感じたメリットをまとめています。
ひとつずつ解説していきます。
①軽くてかさばらない
Kindleは182gととても軽く、複数の本をかさばらずにデータで持ち歩けるのが良いです。
僕はよくビジネス書を読むのですが、ハードカバーの本だと2冊持つとかなりの荷物になってしまいます。
Kindleは薄くて軽いので、普段の荷物にさっと混ぜても気になりません。
また、マンガは紙で買うとかなり場所を取ってしまいますが、Kindleならわずかなスペースで保管できます。
持ち歩きやすく余計な場所を取らない、これがKindleの大きなメリットだと感じています。
②セールで本が安く買える
Amazonでは、Kindle限定でよくセールを行っています。
日替わり・週替わり・月替わりのセールや、ビジネス書セールなどがあります。
最低40%以上の割引になるため、かなり格安で買えるのです。
本はどうしても1,000円~2,000円くらいするので、少しでも安く買えるのはありがたいです。
③Kindle Unlimitedを使うと定額で本が読み放題になる
Amazonには、Kindle Unlimitedという月額制の読み放題サービスがあります。
ビジネス書から漫画、雑誌まで、幅広いジャンルの本が月980円で制限なく読めます。
すべての本が読み放題になるわけではないですが、「買うほどではないけど読みたい」といった本を気軽に読めるのがいいです。
④スマホやタブレットと比べて、感触が紙と近い
Kindleはタブレットの仲間ですが、画面が「E Inkスクリーン」という特殊なものになっています。
このスクリーンは光で描画するのではなく、特殊なインクを吸着させることで描画させるものです。
つまり、スマホやタブレットとは違う方法で画面を表示させており、目に優しい仕様となっています。
触った感じもさらさらしていて、画面というよりは紙に近い感触です。
読み心地を紙の本に寄せているので、液晶で読むより快適に読むことができます。
⑤本にハイライトを引いて、後で見返せる
Kindleでビジネス書や小説を読む際、気になった文章にハイライトを引くことができます。
ハイライトした箇所は後でまとめて確認できるので、印象に残った文章を振り返るのが楽なんですね。
ただ、僕は2年経っても使いこなせていないので、「好きな人は好き」といった機能でしょうか。
Kindleの4つのデメリット
Kindleはメリットが多い端末ですが、一方でデメリットもあります。
Kindleを買う前にチェックしておきたいデメリットを4つまとめました。
- 見たいページにすぐ飛べない・めくりにくい
- 動作が遅い
- 本の値段が紙とさほど変わらない
- 本を売れない
①見たいページにすぐ飛べない・めくりにくい
Kindleの最大のデメリットがこれです。
紙の本と違って、パラパラめくるという動作ができず、見たいページにすぐ飛ぶことができません。
なので、少し前に書いてあったことを見たいと思っても、1枚ずつペラペラめくっていく必要があります。
また、Kindleは指で画面をなぞってページをめくっていくのですが、たまに思っているのと違う方向にめくれてしまうことがあります。
同じようにめくっていても逆に言ってしまうのは、それなりにストレスを感じます…
②動作が遅い
Kindleは電気書籍専用ということもあり、スペックが良い端末ではありません。
なので、読む本を選んだり、新しく本を買ったりという操作をKindleでする際にかなりのもたつきを感じます。
いわゆる「サクサク動く」とは程遠い端末です。
少なくとも使っていて快適ではないので、動作が遅いことはあらかじめ覚悟しておきましょう。
③セール以外の本の値段が紙とさほど変わらない
Kindle本はセールになっている時は安いですが、セール以外の時はさほど紙と変わらない値段となっています。
おそらく消費税分を値引いてるのですが、中古で買ったらKindleより安くなる可能性もありますよね。
なので、「安いからKindle本を買う」のではなく、「Kindleで読みたいから買う」といった買い方をするのがおすすめです。
④本を売れない・貸せない
Kindle本は電子データであり、読み終わっても売ったり貸したりすることができません。
紙の本だと読み終わったらメルカリで売ることができますが、Kindleではそれができないのがデメリットです。
僕はもともと売らないような本しか買わないので問題ないと思っていますが、「本は読んだら売るもの」という人には大きなデメリットになりそうです。
Kindleはメリット・デメリット両方あるが、総合的にはおすすめ
Kindleを実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめてきました。
改めてシンプルにまとめます。
- メリット:持ち運ぶのが軽い・本を安く買える可能性がある
- デメリット:動作が重くて少しストレスを感じる
紙の本とは別ですが、KindleにはKindleなりの良さがあると感じます。
少し不便なところはあるものの、それでも間違いなく「買ってよかった」と思える製品です。
Kindleは読書の楽しみ方を増やしてくれるので、もし買うかどうか迷っているならぜひ買ってみてください。